2020.5.7 コラム 健康経営 メンタルヘルス テレワーク ストレス コミュニケーション
5月31日まで緊急事態宣言の延長措置が発表されて、テレワークに慣れてきた方、疲れが取れない方、様々だと思います。
慣れない環境が続くなかで、少しでもストレスを溜めずに過ごすためにどうすればよいのか、そのコツについてお話します。
そもそもテレワーク自体が福利厚生の一環として機能していた場合、平常時のテレワークの良さは、「通勤せずに、業務に集中できる」「仕事の合間に家事や用事ができて時間の使い方の自由度が高い」という点であったと思います。
通勤という「日常」のなかで、時間の融通が利きやすいテレワークは、自分で時間や仕事をコントロールできる分、仕事のメリハリがついてモチベーションも向上するものでした。
しかし、現在のテレワークは、通常のテレワークと大きく違う点が2つあります。
1つは、原則的に会社への出社がNGと要請され、毎日家での仕事にならざるを得ないこと。つまり、「今日は出社する、今日は家で仕事をする」と選べる余地がありません。 2つ目は、家族全員が、または一人でずっと家にいる状態であることです。
日常的にテレワークを利用していた方の場合、テレワークへの移行については難なくできてしまったかもしれません。
しかし、国内外のコロナウイルス関連の情報の過多、日々状況が変わる情報を追ってしまい、心落ち着かない状態であったり、今日は会社、今日は家、と「選択できない」ことへのストレスが溜まってしまいます。
また、急遽テレワークとなった組織においては、会社的にも個人的にも大きな混乱があったのではと思います。
こうした特殊な中でのテレワークにおいて大事なことは、「平時のテレワークではないこと」を社内での共通認識とした上で、社員間で仕事以外の「感情のコミュニケーション」を増やすことだと思います。
日常のテレワークの場合は、上司や同僚との会話も「業務連絡」「仕事中心」になるでしょう。しかし、非日常の現在は特殊な環境でもあるので、「仕事の会話」のみだと、普段よりより疲れやすくなりそうです。
精神的にも緊張状態にあるうえに、「仕事を進めなければ」というプレッシャーがかかることでの心身の影響のほうが気になります。 オフィスなら何気なくできる「雑談」も、テレワークの状況だとできなくなります。始終、机や不自然な姿勢で仕事をする肉体的な疲れと、雑談が無いなかで「仕事をやらねば」という精神的な疲労が重なるのは健康的ではなさそうです。
仕事の話だけでなく、通常のオフィスワーク時と同じか、その時以上に、チームのメンバーや同僚と「最近疲れてない?」「今日の調子はどう?」「休憩を入れながらね」といった感情が伝わる言葉を掛け合ってみましょう。
たとえ画面越しでも一人ではなかなか作りにくい「ホッとした場」になっていくと思います。1対1のミーティングでもこうした声掛けをしていくとよさそうです。
また、Web会議上に、気軽にいつでも出入りし雑談できる部屋を設けて、日々雑談をしている会社もあるようです。
さらに、ストレスは「発散し解消できるもの」なので、コミュニケーションを取ることが苦手な方は
・深呼吸をする
・運動やお風呂で汗をかく
・炭酸系の甘くない飲み物を選ぶ(甘いと体のだるさが残りやすくなるので避ける)
・人のいない所で大きな声を出す、歌う
・感動する映像などを見て涙を流す
・不満や不安なことを紙に書きだして、ぐしゃぐしゃにして捨てる
など、できるだけ視覚以外の五感を刺激してストレスをこまめに吐き出していくことが大事です。
自分が望んでいないテレワークである場合は特に、小さなグチでも溜め込まないアクションを起こしてみてはいかがでしょうか。
2020.4.30 コラム 健康経営 福利厚生 テレワーク オンライン講座 オンラインサロン
新型コロナウイルスの終息が長引くと同時にテレワークを導入する企業が更に増えていく事と思います。
またこの先長期化する事を考えるとその内容、質を高めていく事がより重要になってくるのではないでしょうか。
テレワークを取り入れる事で特に日本人の多くの人が感じているであろう良い点の上位は何と言っても通勤ラッシュの電車に乗らなくていい点ではないでしょうか。
通勤時間を無くす事で、精神的安定とその時間で今まで出来なかった事を行う事が可能になります。
ただ当然のことながらデメリットも出てきます。
大きく上げると、下記の様な課題問題点を耳にする事が多くなってきていると感じます。
●運動不足
●主婦の家事全般等の負担
●鬱
●DV
●離婚
テレワークにより、圧倒的に運動不足になり、家にいる時間が長くなる事でコロナウイルスに関する情報に四六時中触れる機会が増え、自身が気付かないレベルで日々不安と恐怖が蓄積され、心身共に不健康になり易い状況下にいます。
また家族が一日中家にいる事で、毎日3食の食事やその他、家事等に追われる主婦の悲鳴も軽視できない課題のひとつとなっています。
特定の人だけで無く、誰もが何かしらの制限をかけられた生活の中で耐え忍ぶ日々が続いていますが、外出自粛が続く中では外に出て運動やリフレッシュする事も難しくなってきます。
そんな中、外出する事なくオンラインでできるセミナーや講座の普及が加速しており、それらを上手く生活に取り入れて楽しみながら心身の健康を維持する方も増えてきています。
オンラインでヨガやストレッチはもちろんの事、セルフマッサージ講座やお悩み相談サロン等、人と接触せずして出来る事が沢山あり、内容も多岐に渡りとても興味深いです。
オンラインの使い方、対応に慣れていない人でも簡単に繋がれるツールが次々と登場してきていますので、この機会にぜひ自分の興味のある分野から利用してみたいものですね。
2020.4.24 コラム 健康経営 福利厚生 テレワーク 助成金
総務省や厚生労働省が主導して2017年から始まった「テレワーク・デイズ」のように、毎年決められた日程に企業や団体が一斉に在宅勤務・時差出勤・フレックスタイムを推奨する施策では、毎年参加企業や業界団体は増えていっており、多様な働き方は徐々に広がっているように見えました。
しかし、東京産業労働局の調べによると、東京都内企業1985社のうち従業員規模が30名~99名の企業では約83%、100人から300人未満の企業では約77%、300人以上の企業では約65%が、「テレワーク導入予定はない」と回答していました。
今までは、テレワーク(=在宅勤務)自体が企業の福利厚生の1つとして機能してきましたが、今年の新型コロナウイルスの影響で急速にテレワークが拡大し、福利厚生から経営戦略としてテレワークを行わなければならない企業も増えたのではないでしょうか。
テレワーク導入のメリットとしては、
①子育てや介護などに柔軟に対応した働き方で優秀な人材の離職を防ぐ
②仕事の生産性が上がる
通勤電車のラッシュのストレスや周囲の目が気になって帰りたい時間に帰れないなど対人関係のストレスを減らすことで、仕事へのモチベーションの向上にも繋がり、生産性の向上を期待できます。
③災害やパンデミックなどの不測の事態でも事業を継続できる
などありますが、コスト面についても、交通費の削減や賃料の安いオフィスへと引っ越したり、照明や空調使用時間など光熱費を削減することも可能になります。
そして、削減できた経費の使い方の1つとして、働き方の変わった社員への福利厚生を充実させてテレワークのデメリットを解消していくことができます。
【 あったら嬉しい補助・福利厚生 】
① 仕事用のデスクや椅子などの備品購入補助
そもそもワークスペースが無かったり、自宅の椅子は何時間も座っているのを想定して買ってないのではないでしょうか。その様な環境で高機能な椅子を買うというのは躊躇しがちです。もし補助で買えたら、背中から腰・お尻が痛くなる方々の痛みが緩和しそうですね。
② 通信費・光熱費の補助
自宅で仕事をする場合、通信環境にもよりますが、きちんと整備されていない社員にとってはかなりの負担になります。
子供がいる家庭ではずっと家にいる分、家事労働の負担も増えるので光熱費も上がります。
通勤手当に代わる補助としてもらえると嬉しいのではないでしょうか。
③ 健康維持管理の福利厚生・懇親会の補助
運動サークル・マッサージ・懇親会などの福利厚生費を、健康維持増進のための有料コンテンツ導入等に充てて、自宅でも社員の身心の健康を保つ意識を持ってもらい、ヘルスケアサポートがあると、外出ができない社員も利用しやすいのではないでしょうか。
また、急遽テレワークに移行した企業では、様々なシステムの導入や管理面でコストがかかっているかと思います。
その時には、総務省・厚生労働省・経済産業省や各都道県でテレワークに関する補助や助成金の申請ができますので、該当するところは利用してみてはいかがでしょうか。
【参考】
■テレワークに関する補助・助成金の相談・申請について
一般社団法人日本テレワーク協会:テレワークに関する助成・補助
2020.4.14 コラム 健康経営 福利厚生 マッサージ ストレス解消
近年健康経営と言う言葉を耳にする事が多くなってきました。
健康経営とは 社員の健康管理を経営的な視点でとらえ実践していく経営手法の事です。
社内で仕事の一環として健康促進に向けた健康管理ができると、社員の心身の健康状態を把握する事ができ、見える化が実現しやすくなります。
従来の企業における福利厚生制度は保養所などの宿泊やレジャー施設、スポーツク ラブ等の利用の割引などを希望者が個人的に休日や勤務外で活用する事が主流でしたが、会社にいながら健康促進ができる、勤務時間内にリフレッシュできるオフィスマッサージが、今注目されています。
マッサージには
● 自律神経のバランスを整える
● 疲労回復
● ストレスの解消
● 柔軟性の維持 など
様々ありますが,マッサージで血流を上げる事で軽い運動やストレ ッチをした時と同様の効果が期待でき、免疫力が上がるとも言われています。
また、現在世界はコロナ禍で精神的にも大きなダメージを受け、ネガティブな思考になりがちだったり、鬱になったり、家庭内 DV やコロナ離婚と言った言葉まで出てきています。
そんな時だからこそ、施術を受けながら身近な人にはなかなか話せない会社や家庭内での悩みを話す事で癒しや心の安定、安心感も得られるマッサージのメリットはとても大きいのではないでしょうか?
こうした福利厚生制度をより充実した内容に見直す事により社員の利用度を拡大し、企業と社員のコミュニケーション UP を図り、企業の業績を上げていく動きが注目されています。
心と身体に働きかける健康経営のあり方を考えるきっかけとなりましたら幸いです。
少しだけ時間をいただきHPをご覧になられた後、ご関心を持っていただいた企業経営者様・福利厚生担当者様は、お電話またはお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
当社から、より理解を深めていただけるよう詳しいご案内をさせていただきます。
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会社の福利厚生としてマッサージや整体などのリラクゼーションを導入し、社内を活性化させる習慣を「マッ社ージ」といいます。
などに効果抜群の【マッ社ージ】の導入は、企業のリスクマネジメントであるとともに、他社へ差をつける有効な戦略的福利厚生です!
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