オフィスｄｅリラックス誕生物語

オフィスｄｅリラックス誕生物語（１）

癒される？

「会社でマッサージできたらいいのにな〜」

オフィスｄｅリラックス（略してオフィスデリ）は
ある週末にみえた何人かのお客様のそんなつぶやきからはじまりました。

一日中パソコン作業だという女性のお客様は、目も疲れ、首も肩も気の毒なほどカチコチです。
小さいお子様を持つお母様でもあったことから、仕事後も休日も家事や子育てでなかなか身心＜カラダ＞を休める時間がないとのこと。

また、男性でエンジニアのお客様は、業務多忙で納期も厳しく、毎日遅くまで残業、休日出勤もあるそうで、たまの休みは家族サービスで全然疲れがとれないと。
当然、慢性的な疲労で全身の筋肉が硬く張ってしまっていました。

週末のリラクゼーションのお店は、仕事で疲労しきったお客様でごったがえしの状態なんです。

「皆さん厳しい環境で、長時間労働だし忙しそうだな」
「でもあんな身心の状態で仕事を続けていたら大変だろうな」
「いろいろ我慢しながら頑張ってるんだな」
「週末のお休みは、ただ疲れをとるだけではなく、趣味やスポーツや旅行などで
楽しんだらいいのに」

当時の私はそんな風にお客様を心配しながら、でも正直、少し他人事みたいに思ってたんです。

オフィスｄｅリラックス誕生物語（２）

癒される？

仕事帰りにマッサージや整体とか受ける余裕がある方はいいですが、忙しく働く人はどうしても週末まで身心の疲れをためてしまいがちです。

私の修行していたお店は、施術用ベットが５台ありましたが、週末はいつもお客様をお断りしなければならないほど大盛況でした。
それはそれで嬉しいことではあるのですが…、

「お断りしたお客様はどうされたかな？」
「他のお店に癒されに行ったかな？」
「あきらめてまた疲れをため込んでしまってないかな？」

なんて想いが頭をよぎることもしばしば。

現在街には、マッサージ・整体・カイロ・その他リラクゼーション・癒しを提供するお店はたくさんあります。

でも必ずしもお客様の身近なところに「腕のいい」「安心できる」お店があるとは限りませんし、仮にあったとしても、週末なかなか予約がとれないとなると意味がありません。

それで仕方がないから近所で目にしたことのあるお店に行ってみたはいいが、癒され具合に満足できない、もしくは下手過ぎて逆にストレスをためてしまうなんてことも。

これ、会社員時代の私の経験でもあります。
そうです、お客様は貴重な時間とお金をかけてわざわざお店に行かなければならないのです。

一生懸命に働いている人は、感じ方や程度の違いはありますが、身心が疲労しています、ストレスもたまっています！断言します！

そんな人たちはちゃんと身心の疲れをとっているのだろうか？
上手に癒されているのだろうか？
そうじゃないと、この先何十年も働くんですよ！身心がもちません！

私は、自分が経験した超多忙な会社員時代も踏まえて、忙しく働く人こそ必ず・確実に・効率よく癒されるべきだ！と強く感じ、ただお店でお客様を待っているだけではなく、もっと癒される必要のある潜在的なお客様を求めていこうと思ったんです！

オフィスｄｅリラックス誕生物語（３）

癒される？

私がいきついたのは、忙しく働く人がなかなかお店にこられないなら、こちらから出向いて行けばいいじゃないか！という結論。
それまで何度もお客様から、「会社でマッサージできたらいいのに〜」なんてことも耳にしていましたので、あったらいいなを形にしてみようと決意しました。

ただ、いざ職場まで出向いてといっても、「会社でマッサージ」することなんてちょっと非常識なんじゃないの？という企業経営者の考えも当然予想できましたので、いろいろと調べてみましたら…、

欧米や日本の大手企業などは、社内にマッサージルームなどを常設し、福利厚生の一環として社員の健康管理に努めていてとても利用率が高い。
★アメリカのフォーチュン５００企業内では、２０％以上の企業でマッサージが導入済。
現在、身心に仕事の疲労を感じている就労者は約８割にもなり、企業としても社員の身心のケアの必要性に迫られている。
職場でのリフレッシュは、生産性向上や定着率ＵＰなどの即効的成果がでる。
欧米諸国では、企業への出張マッサージは標準的なサービスであり、同業者もアメリカだけで５０社以上はある。

ことなどを知り、とにかく潜在的な必要性を感じました。

私は事業をはじめるにあたって、大企業のようにマッサージルームなどを常設することができない、またはそこまでしなくてもよい規模の企業で働く人は上手に癒されていないのではないか？
そういう企業へ定期的に訪問することで、コストパフォーマンス・存在価値を感じていただこう！

店舗経営の空き時間に企業を訪問するような中途半端な想いや時間の使い方では、企業が本当に望んでいる時間に訪問できない可能性を感じたので、私は、企業（職場）を専門に出張するという事業に特化しました。

このようなことからオフィスｄｅリラックスの誕生に至りました。

誕生してからも、まだまだサービス内容のクオリティ＆オリジナリティを高める為、試行錯誤が続くことになるのです。